2008.06.18
うづまクリニックの近隣の一人暮らしの方が、今後、特別養護老人ホームうづま荘への入所も視野に入れて、診て欲しいと訴えられて「手ぶらで」受診しました。脳梗塞による失語症に加えて、風邪症状と食欲の低下もありました。今までの情報は何もありませんでしたので、ゆっくりと問診と診察を行い、悪循環を断つために点滴もしました。これからちょくちょくかかりに来ますと言って笑顔で帰られました。その後早速、遠方の娘さんと連絡を取って、今後の事を話し合いました。
思い通りにいかない(教科書通りにはいかない)事が多いですが、ひとりひとり取るべきまたは取れる対応は異なり、全人的に医療・介護を進めていく事は、とてもやりがいがあります。