お知らせ

  • あとで診た医師が名医。

2008.07.16

患者さんが外来を初めて訪れるときは、症状が断片的で診断がはっきりせず、治療にも難渋する場合があります。時間が経って最後の医師が診察するときには、症状や検査結果がすべて揃って、診断は比較的容易になるわけです。つまり(多くの場合が大病院の)「あとで診た医師が名医」となるわけです。患者さんと初期の段階で接触する町医者は、そのような十字架を背負っていかなくてはいけません。ですから、その町医者の言う「また明日も顔を見せてください」を、軽々しく聞き流さないで欲しい、と思います。