2008.11.17
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/kaigo_news/20080918-OYT8T00448.htm
2ヶ月ほど前のニュースですが、在宅で介護をする人の3分の1が70歳以上になったとの事です。介護を受ける側の高齢化と同様、介護をする側の高齢化も浮き彫りになっています。お年寄りを社会全体で支える仕組みが必須となっています。
在宅介護者、80歳代が1割超す
高齢者が高齢者を介護する「老老介護」が広がるなか、在宅で介護している人の1割が80歳以上であることが、厚生労働省の2007年「国民生活基礎調査」で明らかになった。
調査は07年6月、全国2500地区から抽出した要介護・要支援者約6200人を対象に行われ、約5500人から回答を得た。
要介護者と同居している介護者の年代は50歳代が最も多く、3割(29.8%)を占める。次いで60歳代(24.4%)、70歳代(23%)、80歳代(11.1%)、40歳代(8.9%)などの順。80歳代の介護者の割合は初めて1割を超え、70歳代も含めると、介護者の3人に1人は70歳以上という超高齢社会の姿が浮き彫りになった。
老夫婦世帯が増え、配偶者間の介護が増えていることや、長寿化で介護する子供も高齢化していることなどが背景にあるとみられる。
在宅の介護者の性別は、女性が71.9%、男性は28.1%だった。
(2008年9月18日 読売新聞)