お知らせ

  • 医師会の会合(2月23日)

2009.02.24

「高齢者の画像診断」という内容でした。
高齢者は特に病気を持たなくとも、若い人と異なる所見が認められることがあります。それらの所見に隠された病気を見抜くことが必要です。しかもいたずらに精密検査を繰り返したり、ご本人の不安をかきたてたりしないように注意を払うことが重要です。一枚の写真を見ただけで分かる事は多いですが、限定されます。1年前、2年前の写真と比べる事で情報量は倍増します。
ここで患者さんにできる事(注意して欲しい事)は、検査はできるだけ同じ病院(診療所)で受ける、ということです。また、より精密な検査が必要な場合、それまでの画像を貸してもらえるか(紹介状を書いてもらえるか)、そういう病院(診療所)かどうかを前もって知っておくこと(他の患者さんに聞く、主治医に直接聞くなど)が必要ですね。「かかりつけ医」を持つメリットは、このあたりにもあるのだと思います。