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  • 「医療費に不安」2年前より5割増

2009.02.26

http://www.asahi.com/health/news/TKY200902210226.html

現実として、お金がないので病院にかかれない悲劇が増えつつあります。昨年、精密検査を受けてもらうために総合病院を紹介した患者さんが、「お金が無くて続けて受診できません」と言って、精密検査の途中でクリニックに戻ってきました。(その後の経過は、皆さんのご想像にお任せします。)また診察の前に「いくらぐらいお金がかかりますか」と聞いてくる患者さんも複数います。この様な患者さんがますます増えていくのではないかと危惧(きぐ)します。


「医療費に不安」2年前より5割増 NPO調査 2009年2月22日1時56分

 将来の医療費について「非常に不安」と感じる人の割合が2年前に比べ、約5割増えていることがNPO法人日本医療政策機構(代表理事・黒川清政策研究大学院大教授)の調査でわかった。20、30歳代で割合が高く、「雇用や経済の急速な悪化が健康問題にも影響し始めているのでは」と分析している。

 調査は1月、20歳以上の男女1650人を対象に実施。回答があった1016人の答えを分析した。

 自分や家族が深刻な病気にかかった時、医療費を払えない恐れについて「非常に不安」と回答した人の割合は43%。07年調査の29%を大きく上回った。「ある程度不安」とする人は同じ44%だった。

 世代別では20、30歳代はともに50%が「非常に不安」と回答。70歳代以上は33%と最も少なかった。

 職業別にみると、パートやアルバイトなど非正規雇用の人で「非常に不安」は55%と最多。会社員・団体職員・公務員の45%、自営業の35%に比べ、際立っていた。