2009.03.24
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090318-OYT8T00668.htm
私が嘱託医を務めるうづま荘では、終末期の治療方針を話し合い、その結果として確認した終末期に望む診療内容を文書として配布しております。
終末期医療、実態調査結果 「相談したい」85%
中医協調査 72%が文書化望む
「中央社会保険医療協議会」(中医協、厚労相の諮問機関)は18日午前、後期高齢者医療制度の導入に伴う新たな診療報酬「終末期相談支援料」に関する実態調査結果を公表した。
「支援料」は、回復が難しい患者が終末期に望む診療内容を医師が文書などに記録した場合に2000円の診療報酬を支払う制度。
成人男女を対象にした意識調査では、終末期の治療方針を話し合うことについて、84・7%が「行いたい」と答え、このうち72・3%が内容をまとめた文書提供を希望した。「行いたくない」は4・2%だった。
さらに、相談料が支払われることの是非を聞いたところ、34・1%が「好ましい」と回答し、「医療行為であり当然」「医療機関に負担がかかるため」などを理由に挙げた。一方、27・5%は「好ましくない」とし、36・2%は「どちらとも言えない」と答えた。
調査は昨年11月に実施され、20代以上の男女2000人対象で回答1209人(60・5%)、病院は1700施設対象で回答478(28・1%)、一般診療所は1700施設対象で回答471(27・7%)だった。
(2009年3月18日 読売新聞)