2009.05.26
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_super_influenza__20090524_68/story/24gendainet02041276/
私自身、もうすでに不顕性感染(すでに症状が出ないうちに感染していること)が済んでいるかも知れません。
大新聞・TV騒動 新型インフル都内“隠れ感染者”ン百人!? (ゲンダイネット)
兵庫、大阪、滋賀に続き、ついに東京や神奈川でも新型インフルエンザの感染者が出た。大新聞やテレビは「都内1号」に大騒ぎだが、そもそも1300万人がひしめく東京で、これまで感染例がひとつもなかったことが不思議なくらいだ。
●季節性で学級閉鎖続出、病院は新型検査拒否…
“怪しい”データはゾロゾロある。
都の発熱相談センターには、20日昼までに累計2万4000件もの電話相談が寄せられていた。
厚労省の集計では、国内感染が確認された直前の4月12~25日の期間に、インフルエンザで学級閉鎖をした都内の保育所や小中学校は36施設に上った。
大阪の4施設、兵庫の3施設と比べるとケタ違いに多い。それなのに、関西では感染者が230人を突破し、東京ではまだ1人。それこそ「なぜ?」ではないか。
都内の医師が言う。
「東京では先週まで、海外渡航歴や確定患者との接触がなければ、A型の陽性患者でも新型か季節性かを調べる遺伝子検査は行っていませんでした。実際、病院で遺伝子検査を拒否された人も多い。都は18日から検査対象を広げたが、それでも、『病院で38度以上のA型入院患者が3人以上出た場合』など、ケースはかなり限られています」
元東京都衛生局職員でジャーナリストの志村岳氏はこう指摘する。
「関西では神戸の医師がたまたまA型患者の遺伝子検査をして新型が発覚したが、東京の体制では感染者が『いない』というよりも、『出ない』といった方がいい。A型インフルの流行は例年3月いっぱいで終わるのに、都内では4月以降も続出している。季節性ではなく、新型がとっくに入り込んでいた証拠です」
WHOの新型インフル対策に携わる東北大教授の押谷仁氏(ウイルス学)は、「米国の公表は数千人だが、恐らく10万人規模」とし、日本も少なくとも数千人規模になっている、とみている。つまり、首都圏も関西と同じかそれ以上、数百人規模の感染者がいてもおかしくないのだ。
「東京には“事情”がある。遺伝子検査にかかる費用は4万円。A型患者すべてに検査をやっていたら、財政がパンクします。また、感染者が続出すれば、東京五輪招致へのイメージも悪いですからね」(都政事情通)
とっくの昔に、周囲には感染者がウヨウヨ。都内1人目で大騒ぎするのがバカらしくなる。
(日刊ゲンダイ2009年5月21日掲載)
[ 2009年5月24日10時00分 ]