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  • 「15歳未満の臓器提供」賛成74%…読売新聞世論調査

  • 「15歳未満の臓器提供」賛成74%…読売新聞世論調査

2009.07.01

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090701-OYT8T00209.htm

タイムリーな世論調査です。臓器提供を望まない方は「拒否」できることを確実に保障した上で、臓器を必要とする多くの方たちに希望を与える法整備を迅速に進めて欲しいと思います。政治家の都合(解散総選挙など)で、提出されているすべての法案が廃案になってしまう事を危惧します。


「15歳未満の臓器提供」賛成74%…読売新聞世論調査

家族承諾で容認62%

 読売新聞社が6月27~28日に実施した面接方式の全国世論調査によると、脳死となった人からの臓器提供で、「移植を必要とする子供が国内で手術を受けられるよう、15歳未満でも提供を認めるべきだ」という意見に「賛成」は74%、「反対」は10%だった。

 現在は禁止されている15歳未満からの臓器提供を可能にすべきだとの考え方が多数だった。

 「本人の意思がわからない場合、家族が承諾すれば提供を認めるべきだ」との意見には「賛成」62%、「反対」19%。本人が書面で提供意思を示しているという臓器移植法の条件緩和の容認は6割を超えた。こうした条件緩和で、国内での脳死移植は「増えていく」と思う人は74%に上った。

 自分が脳死になった場合、臓器を「提供してもよい」は58%だった。提供意思を書面で示した家族が脳死となった場合、提供を「承諾する」は43%だったが、「その時にならないとわからない」も44%あった。調査は全国の有権者3000人を対象とし、1836人から回答を得た(回収率61・2%)。

(2009年7月1日 読売新聞)