お知らせ

  • 初診で紹介状希望の方へ。

2014.08.13

初診の紹介状希望の方がありました。当院を信頼頂くのはとても有難いことですが、このような場合は必ず元の「かかりつけ病院(診療所)」を受診の上、紹介状の作成をご依頼下さい。かかりつけ病院(診療所)の方が圧倒的なデータを持っていますので、そのデータを無にしてしまうような行動は厳に慎むべきです。医療費の無駄遣いでもあります。「紹介状の希望」は、必ずかかりつけ病院(診療所)に申し出て下さい。よろしくお願いします。

8月13日(水曜日)より17日(日曜日)までは、当院の夏季休業期間です。休み中に体調に変化がある場合は、薬の手帳(もしくは薬の現物)や必ずお渡ししている血液データ、保険証等を持参の上、急患センターを受診下さい。

http://www.udumaclinic.rpr.jp/news/detail.php?n=0575

http://www.city.tochigi.lg.jp/hp/page000001000/hpg000000315.htm

ちなみに、動かない、意識がない、呼吸をしていない、今までで一番強い痛み(頭痛・胸痛・腹痛)・苦しみで動けないなどの時は、周りの人たちが無理に急患センターに連れて行くのではなく、遠慮なく救急車を呼んで下さい。この様なときのために救急車が運用されています。

最近、私の急患センター担当日には、必ずと言っていいほど急性腹症(お腹の激烈な痛みで、すぐに外科手術を要する状態)の方の無理な飛び込み受診があり、職員全員(といっても医師一人を含む数名)で肝を冷やすことが続いています。残念ですが、栃木市の急患センターは「軽症センター」とお考え下さい。自力で歩いてきて、自力で帰れる人を想定した「外来診療所」です。幸い私の担当の日は、そのまま死亡確認というケースは無く、何とか受け入れ救急病院まで命をつないだまま搬送できて、何とか事なきを得ています。「救急車を呼んで人様の迷惑をかけるのがイヤ」とのことで救急車を呼ばず、逆に結果的に周りの多くの人に多くの迷惑をかけてしまうことを目にします。休み期間中ご家族の団欒の機会がありましたら、適切な救急車の利用についても話し合いの機会を是非持つようにしましょう。